ちょころぐ

とある女子医学生が、黙ってられないこと

「友達を作る」という言い方が好きになれない理由

こんにちは。女子医学生ブロガー「め氏」です!

いよいよ3月も終わりが近づき、新生活のスタートである4月に突入しようとしていますが、皆様いかがなさっていますでしょうか。

特に、新しい環境に飛び込むという方、

親戚やこれまでの友達によく言われる言葉はないでしょうか、私のような人見知りなら尚更ですが、

「友達いっぱい作りや~」「自分から声かけんねんで~」

大学入学が控えている今最近でも、うんざりするほど聞かされてます。

中学校入学(地元の公立でなく、私立受験しました)のときも聞かされましたが、その頃から、私には「友達作る」には違和感を感じています。

 

人見知りがコンプレックスだがゆえの負け惜しみではなく、「友達を作る」という言い方に対してです。

 

思ったきっかけは、小学6年生の頃に、斎藤孝先生の「そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか!齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第(3)巻」を読んだことでした。書こうとする前に読み返すんだった・・・。その中に、「友達は作るものではなく出会うもの」というような考えに共感し、そう信じることにしたことです。

それを「友達作る」信者の祖母に言ったら、「そう言って待ってたら、あかんねん。自分から声かけるもんやで」と言われました😅

曲がりなりにも、中高では友達はできてます。その中にはこれからもずっと会うだろうなと思える人もいます!友達の合格が自分の合格よりも嬉しくて、泣いたこともあります😭

 

そんな中で、私が今「友達を作る」という言葉が好きになれない、違和感を感じる理由を書いていきます。

 

「作る」という動詞

英語の"make friends"の直訳でしょうか・・・?(詳しい方、教えてください🙇🏻‍♂️)

英語だと、makeにはmake ~(補語)で「~になる」という意味があり、I make friend for him.(私はあなたの友達になる)といった感じで「作る」といった感じの意味ではないんでしょうけれど、きっとモノを作るのmakeと同じように訳しちゃったんでしょうね。

「作る」って言い方に、モノ扱いされているかのような、冷たさを感じるのです・・・

その友達になる人の人柄よりも「友達がいる」肩書きがほしいだけ、群れることで安心して、一人でいる人を見下したいだけといったステータス扱いしているイメージにも感じられます。

「空気」や「和」、「体面」を気にするからでしょうか・・・。

私はそんな風に友達を作ること、友達に作り上げられるのは、あまり気が進まないですね。

「彼氏・彼女を作る」も同様に思います。

 

価値観・理想の押しつけ

「1年生になったら、1年生になったら、友達百人できるかな~♪」幼稚園卒園の時に歌ってたような気がする歌です。小学校では「みんな仲良くしましょう」と言われます。6年生の頃、母は担任に「(私)さんは、決まった人としか話さないですよね」と指摘されたようです。みんな仲良くなんて、たいがい実現不可能な理想です。

万人と仲良くできない人って、世界中に私だけじゃないですよね!?

それぞれの人が、ロボットではなく考える葦であるからこそ、どうしても合わないことはあるはずです。気が合う人と会えるか、仲良くできるかなんて、努力よりも運とか才能ですよ。特に学校とかだと本当に狭いコミュニティですから、合う人がいなくても気に病む必要はないです。

そこを「合わせなさい」「社交的に振る舞いなさい」というのは、迷惑をかける又は、どうしても協力しないといけない場合でなければ、最優先でもないし、直接は命に関わりません。

もちろん、幅広い人と交流することは、自分の視野を広げたり、仕事・勉強のクオリティーを上げたり、夢に近づいたりする助けになることもあります。そのため、とても価値あることだと思います。

一方で、一人の時間があるからこそ得られる見聞、できる努力・趣味もありますし、一人の持つ意見・行動が世界を変えられることもあります。また、いじめや仲間外れで一人になり傷つき、孤独に苦しんだ経験が人を成長させることもあります。

私は、今静かな部屋で一人でこうブログを書いているからこそ、思考を整理し、伝わる文章にするため試行錯誤し、それを楽しめています。

そもそも、本来の目的は職場だと仕事、学校だと勉強です。

そんな中で、「学校に入学するなら、友達を作る」というのは、義務ではなく一つの価値観にすぎません。

これまで出会った中で、もちろん人望がある社交的な人・仲良くできる幅が広い人には感服でしたが、友達が少ない人でも、読書観や性格が素敵で尊敬する人はいましたよ。

賛否両論あるでしょうけれど、友達付き合いなんて、やりたいように心地いいように、人それぞれでいいと思います。「作る」こと仲良くすることは、迷惑をかけなければ絶対必要ではありません。

一人行動ができる強さも必要なときはあります。

誰と、どれだけ仲良くするかなんて、自分で決めて問題ありません!

 

私のこれからの友達観

私は、「友達を作る」といういい方は好きになれなくても、人と交わるのは好きなので、友達はいてほしいです。

中学生になりたての頃だいたいの人が塾つながりで固まってグループが出来ている状態(実際そうでもなかったらしい)に途方に暮れていた時に声をかけてくれた友達や気さくに声をかけてくれた先輩には感謝してやまないですし、中学が離れても仲良くしてくれた小学校の友達にも感謝しかありません。

かといって、人を都合良く利用するだけの「友達」、うわべだけで無理して付き合う「友達」とはもう最低限しか関わらないつもりです。

大学でも、気を許せる友達に出会って、仲良くなりたい!

そんな私の行動プランは以下の2つです。

  • 興味のある部活・サークルに飛び込む
  • あいさつをしっかりする
  • 春から○○大のSNSで出会った人との関係を大切にする
  • 身だしなみに気を付ける

他は、もうどうなるか分からないし、運任せでとりあえず動きます!

人見知りは治っていないので、出来たら声かけていただけると嬉しいです。

同じような夢を持つ仲間と集まること、本当に楽しみです!

もちろん、免許取るのが最優先で。