女子医学生の日常:「明日への手紙」
今週のお題は、今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」。
医学部2年生になってから、とどまることを知らずに毎週続くテスト・実習・レポートや、少し責任を持たないといけない部活の仕事などに追われ、週末は友達と遊んだり、部活の発表があったりで、恥ずかしながら文章を読む暇も、書く暇もほとんど作ることができませんでした😅
そんな中で、私が書いていて、そして自分で読み返して良かったと思えるものは、「ちょっと先の自分への手紙」でした。
小学4年生の頃にまだ想像さえつかない20歳の自分に向けて手紙を書いた人が多いのではないでしょうか。私が書いていたのはそれと同じ、だけど少し先の気が向いた時の自分に宛てた手紙です。
初めて書いたのは、高3の12月に先の見えない大学生の自分に向けて書いた手紙でした。私には、中学生の頃から日々自分の感じたことを日記に書きとめる習慣がありました。大学でもそんな日記を書き続けているなかで(毎日続いてないけど)、ふと現在地を心に刻み込んだり、少し先に思いを馳せたくなったときに、高3の時の自分へのアンサーも兼ねて、少し先の私宛ての手紙を書くようになりました。
今年その手紙を書いたのは、夏休みが終わろうとしている8月の終わりでした。その時は、9月にある前期の科目のテストラッシュとプレゼンの準備に追われ、部活でも悩みを抱えており、休み中だから友達にも(誘わないと)なかなか会えないし、台風で外では風が吹き荒んでいるという状況でした。
先が見えなくて苦しいけれど、走り続けないといけない、後期から始まる部活もやめたくないけど辛い。そんな状況に疲れて俯いたとき、机の引き出しに入れてあった過去の自分からの手紙が目に入りました。手に取って読んでみると、昨年12月の、充実した大学生活に幸せをかみしめながら、未来にワクワクしている私がいました。
今の私は、ちゃんと憧れていた医学生になれていること。好きという気持ちを持てていて、素敵な友達もできて、大学に入ってから大切な人も大切なものも増えたこと。それは私を支えてくれている人たちのおかげで、これまでの自分が積み重ねてきたもののおかげであること。自分なら何とかできると信じていること。
そんな、忘れかけていたことが書かれていたのでした。
季節が過ぎて、抱えるものも抱いている感情も変わってしまったけれど、性格やかけられると嬉しい言葉は変わっていない私からのメッセージ。過去と今と同じように、今と未来も繋がっていて、そこには同じだけれど少し成長しているかもしれない自分がいる、嫌でも明日は来るけど、過去にも困難と戦ってきた自分がいることに気づけて、もう少し頑張れそうな気がしました!
その時に感じていたこと、これからやりたいこと、そして乗り越えた先の自分へのメッセージを書いた手紙が今ここにあります。テストラッシュは幸い再試にかからずに突破することができ、部活も今年はやり切ることができました(頑張った自分!本当にありがとう❤️)
部活の悩みはもう少し頑張って克服したいので、お返事はもう少し成長できたと思えたときに書こうと思っています。
私が文章を書くときのマイルール。それは、最後は気持ちが少しでも晴れるような文章で終えること。大好きな人に手紙を書く時のように、自分への手紙も、未来の自分への最上級の優しさを詰め込んで締めることにしています。
ただでさえ自分に甘くて、すぐに落ち込んだり考え過ぎたりしてしまう自分を甘やかしているようで、醜く映るかもしれませんが、こんなお守りをこれからも大切に繋いでいこうと思っています。
追記
タイトルにも使わせていただいた、「明日への手紙」名曲ですね🥹